ある15歳の経路/小林レント讃1/渡邉建志
だけが、最後に残されていく。死よりも真空。
■僕は今から戦争へ行くんだ http://www.rondz.com/poem/poet/6/pslg5036.html#5036 結末
「僕は今から人を殺しに行くんだ」
若い男は薄い唇で そう言った
閉じた小宇宙。読者に直接につながる痛感。痛みはこの唇の薄さにいちばん感じる。薄い唇というこの言葉がたまらない。過剰ではない程度に不気味だと思う。
■気弱な僕 http://www.rondz.com/poem/poet/6/pslg5145.html#5145 結末 全部読んできてください
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