明日に捧げるポエム/ベンジャミン
 
明日よ
おまえのことがわからなくて
今夜も僕は眠ることができない

現実を消化するのが僕の仕事だ
逃げ出さずに立ち向かうのが僕の務めだ

明日よ
なのにおまえは夢や希望だとか
しがみつきたくなるようなかたちをしている

僕にとって今が全てだとしたら
僕の半分はすでに力尽きているだろう

明日よ
だからおまえは僕の残りの半分だ
この肉体にめぐる血液のような時の流れ


ある日傷ついた身体で
もう立ち上がることさえできないと思ったときも
おまえはいつも僕を待っていてくれた
ある日背負った罪という
犯してしまった過ちに打ちひしがれていたときも
おまえはいつ
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