戦闘機みたいな無関係/
太郎冠者
一年ぶりの
ダンボールを
前にしてみて
思ったことは
四百日をかけた
モノたちの
欠伸の恐ろしさ
眼鏡をかけた人が
さりげなく
取り置いていた箱は
清潔だ
戦闘機みたいな無関係
しこりだけを残して
時間は過ぎていた
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