夏光花火打上/くれいじー・こすぎ
 
い出残せる花火が夜空へ
ぼくの隣に君がいない夏だ
打ち上げられた君が夜空へ
百万人が見上げた光だ
思い出残せる花火が夜空へ
ぼくの隣に君がいない夏だ

1時間上げっぱなしだった視線
終わって正面と横に向ける
誰か、いや君が、
いたんだ、いるんだ、いるはずだ
覆い尽くされる過ちの暗闇
光を浴びて出てきそうで恐い
頼むからそこで止まらないようにしておくれ
過去は未来の道標に過ぎぬ

空が光った 雲に残った 君と作った 今は止まった

打ち上げられた君が夜空へ
百万人が見上げた光だ
思い出残せる花火が夜空へ
ぼくの隣に君がいない夏だ
打ち上げられた君が夜空へ
百万人が見上げた光だ
思い出残せる花火が夜空へ
ぼくの隣に君がいない夏だ

玄関の前で煙草を吸う
蛍の光のほのかな明るさ
線香花火がボトっと落ちた
消えかけながら秋がやってくる
玄関の前で煙草を吸う
蛍の光のほのかな明るさ
線香花火がボトっと落ちた
消えかけながら秋がやってくる
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