さよならティータイム/一代 歩
 
オレンジ色の少し寒い部屋

きみとふたり、お茶を飲み話した

その時かかっていたのは有名な、でもよく知らないフランスの曲だった

夜の闇から
そこだけ少し切り取られたような

ひと時。

わたしだけ、
もう届かないこと
まだ認められないのです
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