スィーユゥ/バンブーブンバ
スィーユゥ
君は
金色の 風を
朝陽になびかせて
去っていった
そうだった
やはり 金色には
それなりの わけが
ある
残してくれた トールサイズの
モカ
トール なんて 君は
女の子だろ?
ヒップの位置 テーブルより高く
レットゥミィゲラオウトゥヒァ
それより少し
低く 響いて
スィーユゥ
なんて あい・さつが
あい・たつ だった
それだけのこと
ぼくは
背中に
Union St.をしょって
先に広がる Pacific
青い瞳
重ねて
29度の勾配を
独り
下っていった
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