優れた戦意高揚文学「アンの娘リラ」モンゴメリー/白糸雅樹
付け加えれば、ウォルターは出征後、「笛吹き」という詩を書き、その詩に感激して多くの若者が志願兵となる。詩にはこういう力もあるのだ。ウォルターの手紙で、「戦死したものも我々と共に戦っており、こういう軍隊はけっして敗れないのだ」という叙述に対しては、私は「じゃぁドイツ兵は誰も戦死しなかったんかい!」という突っ込みを入れたくなった(笑)(のは二十代を過ぎてから。最初に読んだときには素直に感激していました(笑)
2003/12/31
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