くり 坊 。 /すぬかんながぐつ。 
 
おきくなったくりはちいさなうつくしいびじょに恋をしました。
うつくしいびじょのいのちをたすけるにはあくまさんに命をうらなくてはならないのです。
くりはかあさんにききました。僕どうしたらいいの。かあさんはわらってくりにくちづけしました、くりおまえのすきなようにおし。ただしとうさんはそれで死んだんだよ。
くりは悲しくなりじぶんのすきな桜の木にそうだんしました。桜はとうさんの木です。さくらは父さんにちょくせつ聴いてご覧といいましたくりは暗いほしをみあげるととおさんにいちどもあったことのないとおさんにききました。
とおさん。ヨノナカデいちばんたいせつなものってなにそれはおまえだよトとおさん星がコタエマシタ。泣いてしまった くりはさいごにかみさまのところにかけつけましたかみさまはわらっていいました。ヨノナカデいちばん大切な物は やっぱり おまえだよと 。ほしが ふりました 。 びじょは なきました 。そのときくりはわかったのです 。答えが 。そしてくりと びじょは 死にました 。 おしまい          

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