続・この国で生きていくということ/逢坂桜
この国は私が生れた、だいじな母国。
ちょうど60年前、日本は戦争に負けた。
戦前、戦時中、戦後、ずっとずっと苦しかった時代。
二度とあんな時間が来ないなんて、
もう誰にも言えない。
それが、この国で生きていくということ。
・・・戦争をすきな人が、この国の舵取りをするだろうから。
9.11
この日は、武力が武力で返された日。
先月、今日という日が選挙と聴いて、最初に思い出したこと。
いやな予感がしたんだ。
そのとおりになっちゃった。
これが、この国で生きていくということ。
2005.9.11 テレビを見ながら
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