雑感&書評『テクスチュアル・ハラスメント』/佐々宝砂
以下の文章は2001年春に書いたものに訂正加筆したものです。
ふっと思いついて、『新潮世界文学辞典』で「フェミニズム批評」を引いてみた。1990年版だからわるいのかもしれないが、そういう項目はなかった。こんなもんかなあと思いながら、ナタリー・バーネイの名を引いてみる。やっぱりなし。この野郎ってんでメアリ・ウルストンクラフトを引いてみる。これはあった。ただし記述はとてもみじかい。ついでに娘のメアリ・シェリーも引いてみる。みじかい記述だが、一応あった。ガブリエラ・ミストラルを引いてみる。これは結構記述が長い。なんかうれしいので続いてシルヴィア・プラスを引く。これも長い記述があるぞ嬉しいぞ
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