月下のラジオ/
角部屋
背伸びして飲んだ珈琲(コーヒー) 背伸びして聴いた深夜の米軍放送
本日のワインのようにおごそかに東証一部平均株価
満潮の時刻は過ぎてまた一人行方不明の遺体があがる
闇のなかで身じろぐ人よ 名も知らぬ遠き島への波浪警報
「火星人が攻めてきました」今度こそ君の言葉は正しかったよ
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