だんだん無感動になってゆく/Monk
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となり町まで歩いていく。
交差点で人がオートバイに跳ねられるのを見かける。
スローモーションで再生はされなかった。
帰りは地下鉄に乗った。
人がオートバイに跳ねられるのは見かけなかった。
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殺し屋の友達が訪ねてきた。
父親が星を追いかけて旅にでたことが発覚したので殺し屋はやめざ
るを得ないのだ。
黒いコートとピストルをアルバイト代で買い取ってあげた。
殺し屋でなくなった友達はまだ太陽に不慣れらしい。
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難問を抱えた人々が次々と部屋にやってくる。
「わるいけど僕にはわからない」と言うとみんなメソメソと泣き出した。
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