どこまでもいこう/
なごまる
電車にのって知らない街まで
いってみようって決めた朝
駅の売店で
ジャムパンとコーヒー牛乳を買って
その街を流れる川の土手で食べよう
そこにはきっと汚れたソファーが捨てられていて
お父さんとキャッチボールをする子供や
かわいい犬を散歩させるお姉さんを
ながめていられるんだ
やがて訪れる夕焼けだって
素晴らしく美しいにちがいないさ
だから今日は電車にのってどこまでもいこう
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