涙の子/
淀君
悲しくて
悲しくて
涙をながした
明日から
またいつものの学生の日々があるにもかかわらず
悲しくて
悲しくて
涙をながした
そしていつのまにか夢の世界へ
夢の世界でも
悲しくて
悲しくて
涙をながした
ふと日の光で目が覚めた時
涙はとまっていた
でも涙の子はいじわる
涙の子達は目の中へ帰り
目はいっぱいいっぱいにふくらんでいた
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