「 君よ、チ玉を守れ!。 」/PULL.
 
唸り、
握りしめた拳に力が宿る。

あれしかない。

一か八か十八か、
覚悟を決めたジューに、
もはや怖いものは、
まんじゅうしかない。

イィィィーーー。

雄叫びを上げ、
ジューは怪鳥になった!。

サソリ式、
ローリング袈裟蹴り、
ギャラクティカ・マグナム。

クリティカルヒットは、
ベホイミの味。

 「左ヒラメに、
  右カレイ。
  あなたの好みはどっち?。
  ・・・、
  ぐごふぅ。
  金目鯛王朝に栄光あれ!。」

誇り高き右ヒラメ将軍は、
右手で敬礼をして爆発した。

ィー。

コックリと地面に膝を付き。

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