planet/サカナ
 

君は軽くなった加速度のまま
どこまでも、どこまでも行くんだ
私だって泣いたりしない
可愛くスカートを持ち上げて
小道をスキップでゆくでしょう
君の行き先なんて
知っていなくても分かるもの
川面がきらきらとしていて
夕日がゲラゲラと笑う
そんな世界で息してきた
問いも答えも無数にあった
明日だってその先だって
あっという間に通り過ぎてく
私は知ってる
知らなくたって分かる
世界に終わりがあるとすればそこに
きれいな雨を浴びにゆくんだ
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