こんな詩を書きたいと思った/白糸雅樹
。ならばきっかけを作ったという罪悪感に駆られる児童相談所職員の視点なら書けるかと思ったが、これは偽善臭がしてやはりうまくいかなかった。
なので、類型で作品には纏まらなかったが、やはり父親の視点でのプロットのみ、こうして書いて公開しておこうと思う。
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注:この書かれなかった詩は、実際に起きた事件の記事をきっかけにして思いついたものですが、細部はあくまで虐待に関する他の記事、本や、私自身の想像によるもので、父親の気持ちや事件のきっかけなどは、実際におきた事件と、私のこの詩の未定稿とはなんら関わりがないことを明記しておきます。書くまでもなく自明のことなのですが、やはり実際の事件に関わった方や、この事件でなくても虐待に関わった方の気持ちや事件の原因、きっかけを他人が「こうである」と書いてはいけないと思うので、少しでもそのような誤解を生じさせるような余地を残してはいけないと思うので。
2005/08/19
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