Spiral(螺旋)Act.2/
恋月 ぴの
背後から透き通る肌突き刺せば抗う素振り切ないままに
開いては閉じるうなじに絡ませる甘い言葉は罪に震えて
道ならぬ道に染まれば後ろ手にかかる手錠は愛のしるしと
鼻先の歪む強さに打ち震え鎖引く手は愛の深みに
繰り返す打つ音の強さ感じいる君の瞳は濡れるままに
これが愛締める手首に白目剥き極みの園へときめいたまま
果てしなく墜ちて彷徨う二人なら捻れ歪んだ愛はSpiral
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