かなしみへ/
こむ
みちばたに
おきざられた
かなしみは
あかねいろのくも
すみきったほしぞら
のような
なつかしいところへ
のぼってゆけば
いいのにな
ふかい うみのそこ
あおい みずのそこ
くるりと まるい あわのなか
ねむって いられたら
いいのにな
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