レプリカントビールス/
錐
ウェルカム僕のレプリカントビールス
偽物の君にうかされうなされて
夢でつけられた背中の疵が埋まらない
昼間はそんなんで ねぇ?
夜だってそんなんだ
どうせ君の夢しか見ないなら
起きてたって寝てたってかわりやしない
少なくとも僕にとっては
夢の中はそんなんで ねぇ?
さめたってそんなんだ
ウェルカム僕のレプリカントビールス
マリーゴールドを敷き詰めて僕は笑う
偽物の君だけがやけに奇麗に咲いている
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