ケージ/
たもつ
あるいは
ロボットがいるかのように
僕らの生活には
ささやかな潤いがある
目覚めとともに
お互いの強度を確かめあう
もう細胞壁を持たない
サブウェイ、いくつかのヒューストン
僕らの語感はとても似ていて
けれど何ひとつとして
おそろいではない
光合成の隙間から
覗くことのできる時系列
その突端はすでに失われた
薄いケージの中
ひまわり
絶叫
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