惑星ソラ/せんたく板
 
も現実のあらゆること全てを
   全て、そう、知っているんだ
   そう僕は仮定されているからだ
   でも、僕は君のことは知らない

   仮定された惑星ソラは、君を知らない
   君を知ってはいけないのだ
   君が泣いている時も
   僕はずっと仮定されたままでいなくてはならない
   君も僕のことを知らない
   僕は君の惑星ソラだ
   仮定された王国
   そして君の世界なのだ

   目を閉じると、その距離はずっと近くなる
   すぐ側まで来るよ
   でも君は僕には決して気づかない
   僕の名は惑星ソラ
   一人じゃない、僕がいる
   君を中心に僕はいつまでも回転しつづける



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