すべってころんで/
アンテ
えにかいたように
みごとにころんだ
あたまのうしろで
ものすごいおとがして
なにがなんだか
わからなくて
だいのじになって
ぽろぽろなみだがながれて
たいようのまわりの
にじいろが
きれいだなとおもった
てをのばしても
そらには
とどかなかった
おもいきりころんだ
だけのことはあった
くすくすわらった
「す」
あいまいなきもち
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