君が悪いんじゃない 「トットとトットちゃんたち」黒柳徹子/白糸雅樹
〜〜以下引用〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして理由もわからず、大人たちに、まじって逃げた。
助かった小さな子どもたちは、みんな
小さな胸を痛めていた。それは、
家族が殺された理由を、
''自分のせい''と思っていたからだった。
(僕が、お母さんに「やっちゃいけません」といわれたことをやったから、
お母さんは殺されたんだ)
(私が、何か、いけないことを、やったに違いない)
本当は、フツ族とツチ族の争いなんだけど、
そんなことを、小さな子どもたちは、わからないから、
みんな、自分を責めている。
〜〜引用終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[次のページ]
[グループ]
戻る 編 削 Point(7)