『闇夜のなかで』/mana
 
とりじゃないと
僕を触って 温度感じて
そして一緒に見上げてみようよ


ほら 月が見えるかい?
あれはほんとは出口で入り口


月までとどけ この闇を捨て
月から出よう 光もとめて


離れていても僕のとなりで
僕と一緒に月を見上げて


太陽浴びて目が眩んだら
日陰探して夕暮れを待とう


すこしずつ すこしずつ
太陽と仲良くなって
僕らの味方にしてしまおうよ


すこしずつ すこしずつ
闇夜にちょっと手を振って
星はないけど雲を見上げて


太陽はまるで容赦がなくて
いつもどこかを照らしてる


逃げられないよ
逃げられないんだ


でも大丈夫 太陽だって夜には沈む
もう闇夜には怯えずに安らいで眠ろう


闇夜のなかで
僕はあなたのとなりにいるから
あなたも僕のとなりにいてよ
ねえ 君に触れてもいいかい?


闇夜のなかで目を凝らせ




闇夜のなかで
闇夜のなかで







闇夜のなかで
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