俳句かな?/こむ
 
本を開いて 通り抜ける言葉 眺めている


あんまり白い雲だから さみしい


水捨てて 私のようだと コップ見ている


ここには無いことだけが わかる日だ


もういらない ヘッドフォンを置く しかめっつら


おはようございます と かなしみがはじまる


かたすみから 去るもの見えて そっと手をふる


ふと見れば君の本 こんなに少なかったか
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