スタートラインの風/
りぃ
永遠の意味なんて知ることは無い
この先ずっと続く道を永遠と呼んでいたとしても
その道だっていつかは終わる
だから意味なんて、無い
言ってしまえば
終わらないものも
始まらないものも
無いのなら
そのスタート地点
耳の横を走り抜ける風の音みたいなものを
永遠と呼べればいい
最果てのゴールは見えず
風の行方を追って走るなら
たどり着く先が永遠で無くても生きていける
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