明日にも明後日にもいつかはナイフを立てるのだろう/瑠音
ことに精一杯
そうよかみさま
守ってもらおうとするのはやめてしまった
あなたが裏切ったわけでもないのに
ただ信じられなくなったから
きっかけがなければ起きることもできない休日
昨日までの時間の流れは
今日の夜元に戻される
だから眠ってすごすのか
だけど眠ってしまうのか
眠る両手の中にはナイフ
自分の喉を刺しそうなほど
悪夢を見るのが怖いから
自分の喉を刺しそうなほど
いつでも突き刺せる準備
いつでも突き刺せる装備
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