金鳥(リプライズ)/nm6
 
渦巻くのは散々だ。ひとつ通り越せば円形の日々がまたたく前に振り落ちてくる。ゴーイング午後。そしてその先から、定規で引いたような白線が舞い上がり、先走る道をただただたどたどし、く、たどり。ただその、嘘。サマー来たるところで湿らせる肌に槍のような陽光で/金色の、昼という昼に。


プレス、さあ。押し出す空に雲を撫でることできないよ。
プレッシャー、に、ひねられて逃げた。




ぼくらはいつも空に浮かんでしまった。





渦巻くのは爛々だ。ひとつ通り越せば星型の星がまたたく前に振り落ちてくる。シンキング深夜。そしてつま先から、ゴミ箱を蹴るに合わせ赤線がぶらさがり、先
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