金鳥/
nm6
渦巻から
定規で引いたような白線をたどり
ところで湿らせる肌に槍のような陽光で
金色の
昼という昼に
ぼくらはいつも空に浮かんでしまって
いつも雲が撫でられない
だから夢のように酔え
と
定規で引いたような白線をなぞり
落下する頃合をいまか、と見計らい
冷えている
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