君の話をしよう/
桜
イカサマでも 幻でも
生きてゆける世の中で
君はきっと あの雲の上
泳いでいったのさ
走れば風も吹くし
流れは穏やかだよ
振り返れば
いつの間にか花が咲いていた
君の話をしよう
君の数えた星の数ほど
思い出話は尽きないだろう
夜が明けて 夢際で
そろそろお別れだよと
あの人が手を振った
あの人が手を振った
君の話をしよう
毎晩夜風の側らで
思い出話は尽きないだろう
思い出話は尽きないだろう
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