赤信号と小さな朝/バンブーブンバ
止まらないってそんな気持ちじゃないのだけれど終いに足は足ではな
くなりぜったいぜったい モ ー タ ー 、っておもったおもえて
いつしか限界きちゃった漫画のように両手を前につんのめったーーー
イケテネェ。( 雪 、 だ。)頬骨がドコドコしてきてほっぺは
ツンテンはりつめて、こんなときにおもったことはアスファルト、転
んでみればすぐに誰よりアスファルト、を理解できるってことくらい
で、 雪 は、 雪 は、 雪 は、ちらつき周りの人はかま
ってくれずにくれなかったそんなこと、ほんとうに、どうでもよくて
よくはないけどそこにもと
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