いっしょに食べませんか?/クリ
だから僕がなんとか真似してその味を再現してみました。完璧ではないですが、似ていると信じています。
あなたの舌に合うかどうかは別ですが、よかったら食べてみて下さい」
それは彼の血であり肉であるのか。言葉がそうならばきっとそうなのだろう。
彼は優れたシェフだと誉め讃えられたいのか。否。おいしい料理を食べさせたいだけだ。
さて、東京のど真ん中で始めてのファストフード店に入り一人でランチセットを食べようとしていたとき、
ちょうどあなたが入ってきたんですよ。ああ、この人も一人だなって。話が長くなってしまいました。
そういう次第で、いっしょに食べませんか? これ、おいしいんですよ、よかったら一口どうぞ。
Kuri, Kipple : 2005.07.07
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