名付けについて(二流詩人7つの条件補遺2)/佐々宝砂
 
私が三流怪奇詩人を名乗ることにはいろーんな理由が多々あって、ひとくちには言えない。「三流」「二流」「一流」といったカテゴライズを、否カテゴライズそのものを嫌う人がいることは承知の上で、また、そもそも「詩人」という言葉そのものの使用を好まない人がいることも知っていて、私は三流怪奇詩人を名乗り、二流詩人になりたいと宣言し、一流詩人にはなりたくないと断言する。この「三流」「二流」「一流」というカテゴリの内容は、私が勝手に自分で考えたものであって、一般的にどのような使われ方をしていようとも、それはあまり関係ない。これは私一人の考えであって一般論ではない。これを読んでるあなたは何一つ区別しなくてもいいし、カ
[次のページ]
戻る   Point(3)