笑い転げてのたうちまわれ。/佐々宝砂
 
だとしたら、方法は一つしかない。笑い転げてのたうちまわるのだ。「最高最高いいわーっ」と叫んで痙攣するのだ。理解しなくてもできなくても、そもそも理解とか知性とかからほど遠い場所に棲息するどうしようもないヤローでも、笑って飲み込んで愛でるのだ。おそらく、道はそれしかねえ。

でも笑いを狙ってはいけない。狙うところはそこじゃない。私が本当に狙ってる的など世間に明かしてはいけないのだが、ここだけの話でそーっと種明かしすると、宣伝カーで走り回ってスピーカー音声ボリューム最大にして、正義の味方か大先生になろうとしているように見えるとしたら、非常にありがたい、つーか、やったね♪なのである。私は別に教祖になり
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