命の季節/絶倫号
 
冬の高い青空 ジェット機の轟音

ひたと冷たい 窓ガラスに手

カラスの鳴き声が

冷えたビルの枯葉に消えていき

森の枝は 寒風に音を奏でる


そんな 街の片隅に

森の 土の中に

凍えるような 大気の中に

今 命の力が 溢れていく
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