命の季節/
絶倫号
冬の高い青空 ジェット機の轟音
ひたと冷たい 窓ガラスに手
カラスの鳴き声が
冷えたビルの枯葉に消えていき
森の枝は 寒風に音を奏でる
そんな 街の片隅に
森の 土の中に
凍えるような 大気の中に
今 命の力が 溢れていく
戻る
編
削
Point
(0)