ウソスキ/兎乃 しずる
たとえ偽りであっても、私は貴方の言葉を信じるだろう
「好きだ」
私は気づいてる
貴方の言葉が偽りだと
「知ってるよ」
それが偽りだと
貴方の好きはウソのスキなのだと
それでも私は貴方の言葉を信じている
頭では貴方の好きはウソのスキだとわかっているのに
心が理解してくれない
貴方を好きになったのは理屈じゃない
言葉では語れない
貴方のキレイな心が好きなの
私をウソの好きで傷つけないようにしてる
そんなキレイな貴方が好きなのよ?
貴方のウソのスキも
なにもかもが・・・ね
ウソスキ
それは、嘘つきと好きのこめられた愛言葉
戻る 編 削 Point(1)