僕/AKiHiCo
 
寂しくなんかなかった
独りでいいって思ってた
冷たい海を泳ぎきる
それはとても辛くて
本当は誰かの温もり探してた

僕には出来ない
こんな姿じゃ誰にも
振り向いてなどもらえない
汚れた手で伸ばす全てが
腐敗してゆくようで

惑いを振り切って
誰かに微笑みかければ
蔑みの眼差しで僕を
そんな目で僕を見ないで
悲しくなんてないよ

戻る   Point(2)