僕/
AKiHiCo
寂しくなんかなかった
独りでいいって思ってた
冷たい海を泳ぎきる
それはとても辛くて
本当は誰かの温もり探してた
僕には出来ない
こんな姿じゃ誰にも
振り向いてなどもらえない
汚れた手で伸ばす全てが
腐敗してゆくようで
惑いを振り切って
誰かに微笑みかければ
蔑みの眼差しで僕を
そんな目で僕を見ないで
悲しくなんてないよ
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