瞳/蝶番 灯
日も なぜという
あなたはいつも 君がいるからという
消え絶えていくことが
変らない真実なら
消え絶えていっても
あなたをいつまでも思っているということも
変らない真実と
言える
今日があなたと最後にいられる日かもしれない
あなたといる明日は来ないかもしれない
だから
ここで私はあなたを抱きしめているよ
私がここにいるということ
ずっと一緒でいたいけど
明日 「サヨナラ」かもしれないということ
今日の夜に 私が心変わりするかもしれない
明日の朝に あなたが息絶えているかもしれない
明日はこの星がこわれるかもしれない
明日はこの街が焼かれるかもしれない
明日は来ないかもしれない
それもすべて 受け入れる
少しでもあなたを まもっていく
それは
明日 「サヨナラ」かもしれないということ
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