ハナノウタ/りぃ
 

テンポの良い曲を聴いていると
自分も空へ飛べるような錯覚に陥ります
踊る歌声は何処までも空に舞い上がれるから
時々眩しくて目を細めます
さよならと
何度呟いた事でしょう
何もかも置き去りにする明るく残酷な歌が
乾いた心に染み込む時
小さな花が咲くのではと期待するのです
空に伸びる小さな花が…


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