とんとことん/終
とことん凹めと言われなくてもとことん今凹んでるジャン。
2人は、一生懸命会話している。
内容は成立していないけど・・・ただただ・・・とことんとんとこ。
太鼓の音が鳴り響いている。
どん どこどん どん どこどん
虫の知らせだったこと体感して尚凹む。
がしゃん がらがらとそれは崩れ落ちて消えてった。
がしゃん ごすっと 鈍い音を立てて割れた。
夢を見ていた。
双子の女の子を妊娠する夢だった。
毎朝、6時42分に必ず目が覚めてその後は良く眠れない。
何か見ている夢はどこか遠くの出来事のように私の周りにべとべとと纏わり
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