窓/泡沫の僕
 
少しづつ重力を感じて落ちていく。
パタパタツテントン
不規則に打ち付けられているようで、
テントントタン
それは奇妙なリズムを刻んでいた。

窓に張り付いて流れ落ちるそれは
僕の背中を流れる汗みたいに動いていた。
何処からか張り付いて、重くなって流れていく。
昔に辿った跡か、汚れを避けてか、肉体の淀みをか。

パタパタパタ
集合して流れていった。
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