あふれるままに/秋葉竹
 

 

真っ白な
心臓を持つ青空を
憧れみあげて天使を探す



メロディーが
聴こえるような奥深い
森の泉の音楽隊たち



ただひとめ
みられるだけでいいという
その手の嘘はいっぱいついた



カーテンを
開けると部屋に射し込んだ
白銀色の朝に刺されて



ギリギリの
覚悟でこぼれた好きという
言葉が落ちたさくら公園



もう春が
来たかのようにあたたかい
日曜みたいな幸せな部屋



刺す針が
心のダムを壊すから
言葉は大事にしなきゃダメだね



さみしさの
数だけついたため息が
満たす浴槽ぬるめの長湯



海の底
みたいなひとりで寝る部屋の
棄てられない恋みたいな枕







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