LGBTIQの詩人たちの英詩翻訳 しょの4/田中宏輔2
ロバート・ハンバルジェ
抱擁
クリスチャンたちがマーケットで歌っている、
主を誉め讃えて、自分たちの幸福で舗道をいっぱいにしながら。
そいつらが主の名を唱えて祈っていると、
そいつら全員の満足しきった笑い顔が、空気をピリピリさせるんだ。
おれは、一本の正義の剣のように、そいつらのなかを突き抜ける、
まるで、あんたの言葉が、おれの口のなかでまだ唱えられているみたいだよ、
あたかも、あんたの優しさを伴ったあんたの激しい怒りを、おれが懐かしんでるみたいにさ。
もしも、あんたがここにいてくれたら、
おれたちは、おれたちが何年もむかしにしたことができるのに。
あのとき、
[次のページ]
戻る 編 削 Point(7)