帰り道/
人類
帰り道 運転していると
地面の平らさに 思いが至り
どこまでも ひろがっていくように感じた
運ばれていくのだ この平らさに
坂道はわたしをお空まで発射しそうだし
下り坂は深く深く 地の底まで潜っていくよう
薄暗闇のなか
頭上横切るカラスたちや
両脇の電柱が 勢いよく流れてく
かけてる音楽も景色もいっきに溶けだして
意識と一緒に 疾走する
何にも 妨げられることなく
どこまでも 突き抜けていくように
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