ただれた街のかたすみに/秋葉竹
 

 

神も無き
ただれた街のかたすみに
荒れ果てた
心が涙を誘うとき

とても奇妙な飛影たち
廃れた街の果てで病む

野にも山にもみえる花
月日は流れ砂漠へ変わる

真っ赤な意志が
言葉を無くして
凍った痛みが
なお生きさせるのか

だれの
声も
聴こえない


ただ神だけが
僕を
許した

なにも知らない
焼ける命が祈りも意味も癒すだろう

ただ神だけが
僕の虚しい痛みを
赦した


とても静かな美しい
モンスターさえ
責めもせず

意味が無くなるわけもなく
悪の赦しを乞うわけもなく

冷たい夜が危険なら
危険な世界へ
遊びにゆこうか








戻る   Point(1)