さようならの欠片/秋葉竹
それはそれで
吐く息白い真冬の深夜に
とてもつよいこわい悲しみを
つらぬきつづけるほどの
せつない決意だったでしょう
なんだかとびっきりの催眠の
なかに連れ込まれたのちの
あってしかるべき
《現実へのリバウンド》のように
すこし苦々しい悲しみもあったり
するのだけれども
それにも疲れ果てて
ようやく終わるのでしょう
だれも
あなたとおなじ夢を
みてくれないかもしれません
それでも
アレのためにはやってゆかなくては
なりません
金平糖の散りばめられたテーブルの上を
まるで愛おしいものでもみるみたいに
星の想い出を
幻
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