二度、三度、夢うつつ/
伊藤透雪
夢がたわみ
ぼんやりと浮かぶ
長い森の道よりも
穴の中が浅い驚き
が痺れて
夢が途切れ
、
朝食の時に
朝早く目が覚めると
妻に話したら
にべもなく
背中で
年よ、とひと言だ
妻よ君はいつまでも
若いね
夢が途切れ
、
時間が跳んで
飛び跳ね
空に置いてきた
それだけだ
今日は、
夢が途切れ
、
ぼんやり
何度もトイレに立つ度
次の事など
考えもしない
うつつの事など
起きたらいいのだ
その時考えれば。
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