伝 言/
塔野夏子
君のめざめと
私の眠りのあいだに
淡く時が舞う
どこからどこへ やわらかな伏流水
生まれる前の場所と
死んだ後の場所が
美しいかどうかは知らないけれど
光が光のかたちになる瞬間を見る瞳が
そこにはあるかもしれない
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