凄いぞTOP10 番外編「ネット妄想批評の迷妄を糺す」/室町 礼
【澤氏の批評】
「やけに 緑の看板のコンビニエンスストアの
多い街でした 人でいるのが いやになれば
紙飛行機に なれる街でした」
(作品冒頭)
『紙、ふぶき。』も「紙飛行機」もふつう、だれかに飛ば
されない限り飛ばない。これがこの読解の核心だ。目に映
るすべてをこの一点に集約し、詩境を脱自動化する。
「詩境を脱自動化する」なんて面倒でむつかしい言葉をなぜ使うの
かわたしにはよくわからない。でもネット詩人さんたちはこれだけ
でもう「へへーぇ。黄門様の仰るとおり」と頭を下げて称賛してし
まうのでしょうかね、知りませんが。この「脱自動化」とはフォルマ
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